根多帳

2020年1月のネタ帳・雑感

2020年1月中に松之丞が口演しました演目(ネタ)一覧です。
全80席

講談には「連続物」と呼ばれる、ひとつの長いストーリーのものと、「端物」という一話完結のものがあります。
「連続物」は、すべてを口演すると一日では終わらないので(最長で、なんと1年かかります!)
うち20分〜小一時間に区切った1話ずつ読むことが多いです。

「連続物」の九割は、わたしの師匠・神田松鯉から教わりました。
ですので、1話の区切りも、師匠・松鯉に準じています。
このネタ帳では、わかりやすく「◯席目」と表記することにします。

また、わたしが自分で作った話=新作講談もありますので、それは(新作)と表記します。

各演目のあらすじ・解説は、追って更新してゆきたいと思っています。
演目の前の「◯席」というのが、1月中に口演した回数です。

「ネタ下ろし」とは、初めてお客様の前で口演することをいいます。
ネタ下ろし後、集中的に口演することが多いです。

<5席>
鮫講釈

<4席>
畔倉重四郎より「重四郎召し捕り」(12話目)

<3席>
畔倉重四郎より「悪事の馴れ初め」(1話目)
畔倉重四郎より「穀屋平兵衛殺害の事」(2話目)
畔倉重四郎より「城富歎訴」(3話目)
畔倉重四郎より「越前の首」(4話目)
畔倉重四郎より「金兵衛殺し」(5話目)
畔倉重四郎より「栗橋の焼き場殺し」(6話目)
畔倉重四郎より「大黒屋婿入り」(7話目)
畔倉重四郎より「三五郎の再会」(8話目)
畔倉重四郎より「三五郎殺し」(9話目)
畔倉重四郎より「おふみの告白」(10話目)
畔倉重四郎より「城富奉行所乗り込み」(11話目)
畔倉重四郎より「重四郎 おふみ白州の対決」(13話目)
畔倉重四郎より「白石の働き」(14話目)
畔倉重四郎より「奇妙院登場」(15話目)
畔倉重四郎より「奇妙院の悪事(上)」(16話目)
畔倉重四郎より「奇妙院の悪事(下)」(17話目)
畔倉重四郎より「奇妙院の最期」(18話目)
畔倉重四郎より「重四郎服罪」(19話目)
人情匙加減
淀五郎

<2席>
中村仲蔵
寛政力士伝より「雷電の初土俵」
鼠小僧次郎吉より「汐留のしじみ売り」

<1席>
寛永宮本武蔵伝より「狼退治」(4話目)
寛永宮本武蔵伝より「山田真龍軒」(15話目)
源平盛衰記より「扇の的」
三家三勇士より「和田平助」
寛政力士伝より「谷風の情け相撲」


畔倉重四郎19席✖️A、B、C日程を通した。57席。連続物に名古屋も混ぜたのは良かった。お客様もあたたかい。

本丸の講談、テレビ出演、ラジオ出演、バランス取れて80席。

それでいてゆったりよい時間だった。

MXゲスト、新春お笑い名人寄席、東西笑いの殿堂、麒麟がくるカウントダウンMC、おしゃれイズムのゲスト、あさイチゲスト、あとは松之丞カレンの反省だ、太田松之丞のレギュラー。ラジオレギュラー。

1月終わった。これで、2月の真打昇進の披露目興行にいける。

松之丞時代、だらだらした事も多かった。

もうすぐ伯山だ。ちゃんとしよう。